○ジャスミン(Jasmine)
清楚な白い花の姿からは意外なほど、甘い香りを放つジャスミンからとれる、愛と自信を生み出す精油の王様。
個性の強い、甘いフローラルな芳香は誰もが一度はかいだことがあるでしょう。
つぼみは愛の花として結婚式の際、髪に編み込んだり花冠にしたりと欠かせません。また、キリストが十字架にかけられたとき、周りの植物が次々枯れてゆくに中、ジャスミンだけが咲き続けたという言い伝えもあります。
ちなみに中国茶のジャスミンティーの葉は「茉莉花(まつりか)」という別の種類の植物です。
学 名:Jasminum officinale
科 名:モクセイ科
主な産地:エジプト、アルジェリア、インド、モロッコ、フランス
採油方法:花の溶剤抽出法(アブソリュート)
揮発度:ミドルノート
香りの強さ:強
作 用:抗うつ、催淫、子宮強壮、殺菌、鎮痙、鎮静、通経、皮膚軟化、分娩促進
主な成分:エステル類の安息香酸ベンジル、酢酸ベンジル、ジテルペンアルコール類のフィトロール、イソフィトロールモノテルペンアルコール類のリナロール、ケトン類/cisジャスモン、窒素含有物質類/インドール
相性のいい精油:オレンジスイート、サンダルウッド、ゼラニウム、ネロリ、ベルガモット、メリッサ、ローズウッド
◎心への働き
1.気持ちの高ぶりをしずめる
2.躁うつをやわらげる
◎体への働き
1.月経痛をやわらげたり、母乳の出を促す
使い方:マンダリン、ラベンダーとブレンドすると、妊娠線を目立たなくするマッサージオイルに
★使用上の注意
1.芳香が強いため、使用量に注意する
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