○チャンパカ(Champaca)
チャンパカの花は、インドでは神と富の象徴といわれ、バリ島では神々にささげる神聖なものとされています。
インドネシアのバリ島では昔から娘を持つ両親の願いをあらわして「色は華やかでも香りのしないハイビスカスよりは、目立たなくてもうっとりするような芳香(心)を持つチャンパカの花のように育って欲しい」といわれるそうです。
和名は金香木(きんこうぼく)。媚薬のような深い甘さを感じる、暖かなエキゾチックフローラル調の香りが特徴の精油は恐怖心を取り除き、リラックスさせる効果があるのでマッサージに最適です。
インドや中国では樹皮を解熱剤として、根をおできの治療に、花を腎臓病や目の炎症治療などに使っています。
学 名:Michelia champaca
科 名:モクレン科
主な産地:インド、インドネシア、フィリピン
採油方法:花の溶剤抽出法(アブソリュート)
揮発度:トップ~ミドルノート
香りの強さ:強
作 用:刺激、強壮、去痰、収れん、解熱
主な成分:酸化物質類のシス・リナロールオキサイド、フェノール類のオイゲノール、モノテルペンアルコール類のリナロール、エステル類の酢酸ベンジル、セスキテルペンアルコール類のネロリドール
相性のいい精油:ネロリ、ジャスミン、イランイラン、ローズ
◎心への働き
1.気持ちを落ち着させ、リラックスさせる
◎体への働き
1.頭痛をやわらげる
◎肌への働き
1.肌荒れを防ぐ
使い方:フレグランスに
★使用上の注意
1.香りが強いので使用量に注意する
0 件のコメント:
コメントを投稿